「 sama dosha samagnishcha
sama dhathu malah kriya
prasannathma indriya manah
swastha iththi wibhiyathi 」
この言葉は、私が祖父から受け継いだ「シュローカ(Shloka)」と呼ばれる、アーユルヴェーダに古くから伝わる詩節です。
アーユルヴェーダにおける健康とは、
- • 体のバランスがとれていること
- • 消化・代謝が整っていること
- • 不要なものがきちんと排泄されていること
- • そして心と感覚、魂が満たされていること
ただ病気でないだけでなく、「心身ともに調和し、喜びにあふれた状態」こそ健康(スワスタ)とされます。
私の想い...
150年の時を刻んできた、この茅葺き屋根の古民家や大自然。
ここへ来ると、眠っていた「五感」がゆっくりと目覚めはじめます。
都会ではかき消されてしまう、柔らかな風の音や、水のせせらぎ。
鼻をくすぐる土の匂いや、心安らぐ静寂。ここには、目に見える派手なものはないかもしれません。
けれど、ここには祖父から教わった「自分を整える」知恵と、母から受け継いだ、心を込めたととのう料理があります。
ただ、ここに座って、温かいものを食べて、深い息をする。
それだけで、あなたの体がふわりと軽くなり、内側から力が満ちてくるのを感じるはずです。五感で味わい、心まで満たされる。
毎日を頑張りすぎて、少し疲れを感じているあなたへ、
「ハッピーで整った本当の私」に出会う時間を、お届けします。
「あーゆぼーわん」について
スリランカの挨拶「アーユボーワン(Ayubowan)」は、「健やかに長く生き、また元気にお会いしましょう」という願いが込められた言葉です。
人と人が穏やかにつながり、相手の健康と幸せを祈る――そんなあたたかな想いが、この一言の中に息づいています。
「ととのうスリランカごはん あ〜ゆぼ〜わん」という店名は、この言葉の意味に心を重ね、日々の食事が心と体をやさしく整える時間であってほしいという願いから名づけました。
アーユルヴェーダの考えを大切にしながら、素材本来の力を活かした料理を、どこかほっとできる家庭のぬくもりとともにお届けしています。忙しい日常の中でも、食事のひとときが自分自身と向き合い、心と体をいたわる時間となれば嬉しく思います。
ここで過ごす時間が、少し深く呼吸できる穏やかなひとときとなり、また明日を健やかに迎える力になりますように。そんな想いを込めて、皆さまをお迎えしています。
受け継がれてきた「智慧」と「おいしさ」
スリランカは「インド洋の真珠」と呼ばれる美しい、インドの南に浮かぶ島国です。日本から約6,500km、北海道とほぼ同じ大きさのこの国では、多民族・多宗教の文化とともに、自然と調和して生きる智慧が今も受け継がれています。
私の故郷は紅茶やハーブが育つ自然豊かな地域で、私は六代続くアーユルヴェーダ医の家系に生まれました。
幼い頃から生活の中にアーユルヴェーダがあり、ハーブ摘みを手伝いながら、身体の不調に合った植物やオイルの知識を自然に学んできました。
結婚を機に日本へ移住し働く中で、心と体のバランスを崩してしまった私を回復させてくれたのは、帰国後に改めて触れたアーユルヴェーダのある暮らしでした。その経験から、この智慧を日本の皆さまにも届けたいという思いで「あ〜ゆぼ〜わん」を開きました。
当店では、地元のオーガニック野菜を中心に、本場スリランカから取り寄せたスパイスを使用しています。ハーブティーもその日の気温や湿度に合わせて調合し、自然のリズムに寄り添う一杯をご提供しています。
妥協せず、本来のアーユルヴェーダと現地の食文化の美味しさを感じていただけたら嬉しく思います。
アーユルヴェーダにおいても日常の感覚としても、食事は体をつくる最も大切なものです。体が整えば心も整い、自然とつながることで暮らしはより豊かになります。
「あ〜ゆぼ〜わん」は、食を通して皆さまの日常が少し豊かになるお手伝いができればと願っています。
「あ〜ゆぼ〜わん」の歩み
あ〜ゆぼ〜わんの歩みは、小さな料理活動から始まりました。
スリランカの伝統医学アーユルヴェーダの考え方をもとに、体と心を整える料理を届けたい——。そんな想いでイベントや間借り営業を重ね、多くの人に支えられながら、長岡に最初のレストランをオープンしました。
スパイスと旬の食材を使った料理は、「体が軽くなる」「食べると元気になる」と評判を呼び、あ〜ゆぼ〜わんは地域の中で愛される店へと育っていきました。
やがて、料理だけでなく、自然や季節、暮らしのリズムと調和する場所そのものをつくりたいという想いが強くなります。
そこで挑戦したのが、2025年のクラウドファンディングでした。多くの方からの応援を受け、あ〜ゆぼ〜わんは新しい場所へと歩みを進めます。
新しい舞台として選んだのは、長い時間を生きてきた古民家。
太い梁や木のぬくもりが残る空間は、自然のリズムを大切にするアーユルヴェーダの思想とも深く重なります。
忙しい日常から少し離れ、ゆっくり食事を味わい、心と体をととのえる場所。
築150年の古民家で、食・自然・アーユルヴェーダをつなぐ時間を紡いでいます。
クラウドファンディングでご協力いただいた皆様
クラウドファンディングで
ご協力いただいた皆様